初めて受診される患者様へ
心の病は特別なものではなく、誰もがかかる病です。
他の人からは症状も見えにくいので、経験のない人にはなかなか分かってもらえません。
心の病は自分の病の辛さと、周りに分かってもらえない辛さで二重に辛い病です。
しかも、いろんな病気の中でも精神科はなかなかかかりづらいです。
でも早めに受診することで症状が軽減することも多いのです。
あなたが笑顔で帰っていける様にお手伝いしたいと思っています。
勇気を出して最初の一歩を踏み出されてみてはいかがでしょうか?
内科や外科のクリニックと同じ感覚です。家庭で日常生活をしながら治療を受けられます。
治療プログラム
心の病気は早く見つけて、早く治すことが大切です。病院にこられた方には、最初、これまでの経過やいろいろな事情をお聞きして(予診)、必要な検査や心理テストを行います。
それから診察・診断し、病名や治療方針を御理解していただくために説明をします(インフォームドコンセント)。精神医療は患者様とスタッフとの信頼関係がとても大切です。
通院治療、入院治療のいずれにしても、患者様の治療生活が長くなれば、社会への適応性や生活能力が低下します。そのため専門的なリハビリが必要となります。
患者様一人ひとりに必要な援助を各種スタッフがチームを組み立て、「チーム医療」のもと、一日でも早い社会復帰をめざします。その一環として「デイケア」や「グループホーム」などのサポートシステムを提供しています。
治療の流れ