当院の取り組み
当院看護職員の負担軽減及び処遇改善に関する取組事項
(より良い医療を提供するための看護師負担軽減に関する取り組み)
看護職員と多職種との業務連携
・医師が処方指示を早め、勤務時間内の配薬業務終了に繋げます
・地域連携室の精神保健福祉士が全ての病棟で幅広く入院受け入れを検討し、偏りのない受け入れを実践します
・精神保健福祉士が面談記録を入力し、看護師の記録業務の軽減を図ります
・作業療法士が食事介助の応援やポジショニング自助具等の助言を行い、患者様のADLの改善を図ります
・言語聴覚士がラウンドし、食事のポジショニングや食事形態の検討を行います
・管理栄養士がラウンドし、速やかな食事形態や補助食品付加の提案を行います
・臨床検査技師が外来での採血や病棟の検体回収などを行います
・薬剤師が持参薬を鑑別、残薬の残数確認、再調剤を行います
・薬剤師が多剤の改善や、剤形工夫をすることで与薬回数を減らし、患者様のADLアップに繋げます
・薬剤師が病棟への薬剤の払出しを患者単位で準備します
・薬剤師が病棟での服薬指導、病棟常備薬の薬剤管理を担います
・薬剤師が内服薬をセットし、勤務時間内の配薬業務終了に繋げます
・増員・募集を行い、看護師の負担軽減を図ります
・事務補助職員による検温・食事量等の代行入力を行います
夜間業務の負担軽減
・眠りスキャン、IPカメラ、自動体位変換機能付きエアマットを活用することで夜勤業務の軽減を図ります
・夜勤専従看護師の配置により、夜勤従事者の夜勤回数の減少による負担軽減を図ります
妊娠や子育て・介護中の看護職員に対する配慮
・夜勤回数の軽減や希望により免除等の配慮を行います
・個人に応じた短時間労働の配慮を行います
ベテラン看護師に対する配慮
・夜勤回数の軽減や希望により勤務形態の配慮を行います
・身体的負担軽減のための器具を採用します(スライディングボード、跳ね上げ式車椅子、自動体位変換機能付きエアマットの採用)
・個人の体力に応じた業務内容の配慮を行います
<略語・用語説明>
ADL・・・日常生活動作
眠りスキャン・・・寝ているとき、覚醒時、起き上がり、離床時を判断してリアルタイムでモニターに送るセンサー
IPカメラ・・・患者さんの異変に速やかに対応するための見守りカメラ
スライディングボード・・・移乗を手助けする道具
令和4年 7月26日作成
令和4年12月20日改正
粟津神経サナトリウム
看護職員の負担軽減検討委員会